握手会レポ(今回はちゃんとレポ)
ヨロブン、アンニョン!
4回目のエントリーでやっと個握当たったヲタクです!なのでいつも通り勢いレポしますね!皆!読むな!
6月4日17時26分。
私はアルバイトをしていました。ガラス張りで太陽光が差し込み異様に蒸す店内、私がオタクであることを周知している店長、社員さんもとい薬剤師さん。心臓の鼓動が嫌に耳に付き、はやる気持ちの中「○番行ってきます!」とお手洗いに行きました。最近指紋認証設定をしたスマホ。冷房の効かない従業員用トイレ。開くのになぜか時間を要するドコモメール。見えた文字は8件の「抽選結果のお知らせ」。1通目を開きます。
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抽選結果のお知らせ
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この度はご利用いただきありがとうございます。
先般お申し込みいただきましたチケットにつきまして、
厳正なる抽選を行った結果、残念ながら今回はチケットをご用意することができませんでした。
またのご利用をお待ちしております。
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てめぇをいつか地獄に落とすからな、ローチケ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!地団駄を踏みかけ、客に聞こえたらやばいと思い落ち着かせ、2通目を開きます。
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抽選結果のお知らせ
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この度はご利用いただきありがとうございます。
先般お申し込みいただきましたチケットにつきまして、
厳正なる抽選を行った結果、残念ながら今回はチケットをご用意することができませんでした。
またのご利用をお待ちしております。
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今世だ!!!!!今世中に地獄に落としてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1つ、また1つとメールを開きますがどれもこれもご用意されないチケット。いよいよ最後の1通。すると、ふとメールの文面が1つだけ違うことに気づきました。
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この度は抽選にお申し込みいただきありがとうございました。
厳正なる抽選を行った結果、お客様はご当選されました。
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ダラッッッッッシャ!!!!!!!!!!!!!オラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!見たかコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついに当たったのです!!!!!!!!!!!!自分で7枚、愛すべきお友だち様二人から計5枚、合わせて12枚応募してやっと当たったのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その後は記憶がありません。ただ締め作業がめちゃくちゃ早かったことを覚えています。帰りの電車の中でも確認します。やっぱり当たってる。ハハハ!エヘヘ!ウフフ!オホホ!気持ち悪いオタクば上がる口角を必死に抑え、努めて無表情を装いました。自宅最寄り駅に着き、そのまま私御用達のミニストップへ。300いくらだかを払いチケット発券を待ちました。アハハ。ウフフ。イヒヒ。エヘへ。
「こちらチケットになりますね~、ありがとうございました~」
よく見る店員のおっちゃんの声を背に私は丁寧に封筒に入れられたチケットを見ました。
【後半3 ドギョム】
ドギョム?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!なぜかチェスンチョルと握手する気満々だった私は予想外の人物に3度ほど瞬き。そして瞬き。もう一つ瞬き。とりあえず家に着き、絶賛受験生の妹に「これ見てみ」と封筒を渡しました。
「ハ?」
そうなのです。妹はわりと強気(強火でなく強気)のドギョムペンなのです。
「いやぁ、お姉ちゃんスンチョルさんと握手するって言ってたけどドギョムくんと握手してくるわ~」
「ハ?」
その絶対零度。凍死とはまさにこのこと。
「でもほら!昼間だし!あんた行けないじゃん!」
「ハ?」
もうそれしか言えなくなったのでしょうか。遂に昨夜妹とまともに会話することはありませんでした。
そして本日、6月6日。朝9時に起きた私はシャワーに入り、ヘアオイルをつけ、指毛を剃っていざ出陣しました。
すると突然\ラインッ/が。
【言えたよ!】
それはまさしく本人はジュンペンと言っているけど確実にジョシュアペンのバムちゃん(仮)でした。バムちゃん、接触には積むオタクでハルコンでも握手会に参加しています。今回も積む予定でしたが、第四エントリーにかけていたところ時間切れをかましたちょっと天然なオタクです。そんなバムちゃん、3度の推しと同じくらいウォヌくんのつむじが好き!実は前日の夜「何言う~?」と話していて、「うちはつむじ見せてだな」となぜかドヤ顔をして語っていたのです。そんな彼女から、言えたよ。以下、彼女とのラインのやり取りです。
いやもう天才でしょ。爆笑しました。日比谷線内で。
【私もがんばってドギョムくんになんか言うわ、元気でた】
【うん!絶対言ったほうがいい!かんばれ!】
そんな彼女の応援を受け、私はパシフィコ横浜に向かいました。
いや、パシフィコ横浜海近!福岡かよ!ディノくんまた動画撮っちゃうよ!蒸す中、トコトコ向かいながらそんなことを思います。
「後半の方、二階までお願いします~!」
会場にこだます係員のお兄さんの声。
着いたのは客席で、設置準備中の舞台を見ながら私はドギョムくんに何と言うか考えました。
身長いくつ?
鼻高いね
明日遊べる?
ミュージカルがんばって!
どれもこれもあまりピンときません。けれどバムちゃんの助言よろしく絶対に何か言いたい!そこでふと思い出しました。そうだ、私はチェスンチョルと握手するように何か準備していたんだ、と。グーグル翻訳のアプリを開きます。
「오빠 사귀어주세요」
日本語に訳すと、オッパ付き合ってください♡
これだ。きたわ。ドギョムくんにならリアコは沢山いるし、接触したらどうせリアコアンニョンなんだから言えるうちに言っとけ。
オッパサギョジュセヨ……オッパサギョジュセヨ……
心の中で、頭の中で、多分口でも何度も唱えて覚え込ませます。
「○○番以降の方移動します~~!!!!」
ついに移動するときが来ました。その時も「オッパサギョジュセヨ」を唱えるのを忘れません。そしてレーンに並びます。
「携帯、スマートフォン列にお並びなった方はカバンに入れてください!」
そんな感じのこと、係員のお兄さんが言ってたような気がします。でも大丈夫、だって私はなんて言うか覚えてるから。
(オッパイギョ……あれ?エギョ?………なんだっけ……………………)
そうだったのです!!!!!私の前世は鳥類だったのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(やっべ~~、忘れた、スマホ見てぇ……………)
周りを見ると係員もとい警備員0。なんでって?後半メンバーの97ライン3人奥まってるところでやってたから列が異様に長かったからだよ!!!!というわけで見ました。オッパサギョジュセヨ。あ~~!やっと思い出した!了解!かしこまり!こんにちはリアコ!
今度は忘れないようにオッパサギョジュセヨ、オッパサギョジュセヨと唱え続けました。隣のお姉さんごめんね!怖かったよね!ごめん!
そしてついにブースの目の前、あと10人ほどで握手です。
「手、見せたください」
係員のお兄さんに両手を見せ何もついてないよアピールをします。
「はーい、待ってね」
警備員のおじちゃんに止められ、呼吸をし直し手汗を今一度吹きます。
「どーぞー」
スタッフのお姉さんに促されブースに入ります。
以下あったことをそのまま話します。
(ブース入るとからすぐ目の前にドギョムくん)
すぐにいて驚いた私「わ!!!」
それを真似するドギョムくん「わ!!!」
それに驚く私「わーーーーーー!!!!」
さらに真似するドギョムくん「わーーーーーー!!!!!」
混乱する私「わーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
それも真似するドギョムくん「わーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
至って冷静なお姉さん「お時間でーす」
おわり。